主な活動
 平成30年度活動報告
 
 CVTカット教材を寄贈/新明工業株式会社


 
     
 
 一宮市立南部中学校/松田自動車株式会社

 一宮市の「松田自動車株式会社」様は、一宮市立南部中学校で進路学習の一環として行われた「ゲストティーチャーに学ぶ会」において、1年生の希望者を対象に整備士の仕事や会社経営について特別授業をされました。
 講師を担当された専務取締役の松田樹直様は、生徒が「驚き」や「感動」を見つけ進路について考えられるように授業へ協力されています。
 今回の授業では車に興味がある生徒に整備業界へ進んでもらえるように、整備士の仕事は自動車の故障による事故や環境汚染を防ぐ、非常にやりがいと公共性がある仕事だと魅力をお伝えいただきました。
 また会社経営において大切にされている「夢と思いやり」は、部活や趣味、進路の選択でも重要であると、ご指導されました。
 生徒からは、「一日の整備台数は何台ですか」「会社によって修理や点検の仕方がどう違いますか」といった質問や、「仕事をしていく中での目標」「この仕事を選んで良かったこと」などの質問がありました。
 松田様は、「後日、生徒さんから頂いた感謝の手紙を読むと、こちらの話がしっかりと伝わっていることが確認出来ました。これからも職場体験、ゲストティーチャー等の企画には積極的に係り、業界の明るい将来へ貢献していきたい。」とおっしゃっています。

 
     
     
 
 春日井市立柏原中学校/株式会社ウエダ

 春日井市の「株式会社ウエダ」様では、春日井市立柏原中学校(11/8~9の2日間)と春日井市立中部中学校(11/15~16の2日間)の自動車整備に興味のある生徒を合計10名受け入れました。

 エンジンオイル交換やタイヤの空気圧調整・脱着など実施頻度の高い作業や、タイヤのはめ替え・バランス調整、ディスクブレーキパッドの交換といった経験やコツが必要な作業を体験したほか、車検や法定点検のエンジン及び足回り、ブレーキ回りの作業などを見学・体験しました。また、けがや事故が起こらないよう工場内で走らないこと、研修中にみだりに外へ出ないこと、お客様の車を傷つけたり、汚したりしないように注意すること等、安全な作業の仕方のほか、約束・ルールを守るといったことも指導していただいています。

 職場体験を終えた生徒たちは、「タイヤの着脱やはめ替えの作業、タイヤバランスの調整などやったことない作業が体験出来てとても楽しかった。」などの感想がありました。

 株式会社ウエダの代表取締役 立磨敏行様は、「働くことの意義・生きがいを学び、近い将来の職業選択について考える機会になってほしい。」と整備士の仕事のやりがいを伝えるほか、将来のことについて深く考える機会が持てるよう、積極的に職場体験の受け入れをしています。
 
     
     
 
 愛知県立新城東高等学校 職業別説明会

 株式会社睦自動車様よりお話をいただき愛知県立新城東高等学校作手校舎にて行われた職業別説明会にて自動車整備についての説明を行いました。
 平成30年11月14日(水)、計13職種(自動車整備の他、建築、IT情報、公務員、スポーツ健康、保育、調理製菓など)の各業界による説明会。

 今回は1年生が対象で、自動車整備を選んだ生徒は前後半合わせて6名。
 人事確保・育成連絡会、自動車整備振興会からは「自動車整備の仕事とは」、また、「自動車整備士になるには」、について説明をいたしました。
 その後、株式会社睦自動車 中神様にバトンタッチし、車体整備に関する説明をいただきました。車体の寸法に狂いがあると現在普及している自動ブレーキや今後の普及が予想される自動運転にも支障をきたす恐れもある、など具体的なお話をいただきました。
 参加した6名は熱心に説明に耳を傾けていました。
 将来の自動車整備士へのきっかけとなる、有意義な説明会に参加する機会をいただけました。

 
     
     
 
 朝日丘中学校、前林中学校、末野原中学校、
 豊南中学校、田原中学校/新明工業株式会社

 本社が豊田市に所在する新明工業株式会社様は、愛知県内に5か所のセンターがあり、各センターにおいて積極的に職場体験の受け入れを行っています。

 平成30年度は、センター広久手で朝日丘中学校、センター高岡で前林中学校、センター上郷で末野原中学校・豊南中学校、センター田原で田原中学校の計5校、13人を受け入れました。

 学習内容として自動車の基礎をはじめ、安全な作業方法やエンジンピストンの脱着、電気回路などの自動車整備の専門学校さながらの内容から、タイヤ交換、エンジオイル交換やワイパーラバーの交換、ヘッドライトコーティングなど整備工場で頻度の高い作業まで多岐にわたり実施しました。

 体験を終えた生徒達は、「何気なく乗っていたクルマは複雑でびっくりした。」「日常点検って大切な点検だと思った。」「タイヤを持ったりボルトを緩めたりするのは力がいる作業だった。」「ヘッドライトコーティングは大変な作業だったけど、とてもきれいになってうれしかった。」「故障診断機で見ることができる情報が多くて見つけるのが大変だった。」などの感想がありました。

 講師をされた業務管理部 教育グループの中村様は、「自動車整備士という職業はお客様のクルマの点検・整備を行い、安心・安全にクルマに乗っていただけるようしっかりとした整備とアドバイスの必要がある。そのためにはたくさんの知識、技術が必要となりますが非常にやりがいのある仕事なので興味を持ってもらえたら嬉しい。」との思いをもって、生徒たちに仕事の楽しさややりがい、お客様に安全と安心を届ける仕事であることを伝えています。
 
     
     
 
 豊川市立金屋中学校/株式会社カーボックスTEC豊川

 豊川市の「株式会社カーボックスTEC 豊川」様では、昨年に引き続き豊川市立金屋中学校の生徒2名を10月23日~25日の3日間にわたり受け入れしました。
 受け入れた生徒には、「自動車整備士の仕事を知ること」、「自動車の点検整備の必要性」、「働く楽しみや苦労の理解」を学んでほしいポイントして実施しました。

 マイカーハンドブックを使った乗用車の点検をはじめに、タイヤの空気圧の調整や脱着、オイル交換、バッテリー液点検補充、電気周りの点検などを体験したほか、カーボックスTEC様の得意分野である自動車用冷凍装置に使う銅パイプ加工や大型トラックの視野・死角についての体験、三角表示板や発煙筒の使い方などを学びました。

 3日間の体験学習を終えた生徒は、「仕事の大変さや楽しさを知ることができた。」「大型トラックからは歩行者が死角に入りやすいことがわかったので気を付けたい。」などの感想がありました。
 代表取締役 向出 順也様は「自動車に興味を持ってもらい、将来整備士になりたいと思ってもらえたら嬉しい。」「大型トラック死角を理解してもらい、事故に巻き込まれないように気を付けてほしい。」といった、自動車整備への関心や、交通安全への意識が高まるような職場体験の受け入れを積極的にされています。

 
     
     
 
 10月21日(日)豊橋まつり

 豊橋支部のマイカー点検教室と併催し「集まれ!こども自動車整備士」を開催しました。

 「こども自動車整備士スタンプラリー」には児童400名が参加し、自動車や整備にまつわるクイズ4問をスタンプ ラリー形式にて実施するとともに、「クルマを勉強してこども自動車整備士免許証をゲット!」には児童100名が参加し、自動車や整備を学んだ後、顔写真入りのこども自動車整備士免許証をプレゼントしました。

 
     
     
 
 10月13日(土)犬山市産業振興祭

 愛整振犬山支部及び豊橋支部のマイカー点検教室と併催し「集まれ!こども自動車整備士」を開催しました。

 「こども自動車整備士スタンプラリー」には児童400名が参加し、自動車や整備にまつわるクイズ4問をスタンプ ラリー形式にて実施するとともに、「クルマを勉強してこども自動車整備士免許証をゲット!」には児童100名が参加し、自動車や整備を学んだ後、顔写真入りのこども自動車整備士免許証をプレゼントしました。

 
     
     
 
 犬山市立楽田小学校/小川自動車整備工場

 犬山市の「有限会社小川自動車整備工場」様では、犬山市立楽田小学校の2年生5名を10月2日に受け入れました。
 職場体験にあたり、児童から事前に準備した車に関する質問に答える形で職場体験が始まりました。

 続いて、車の仕組みや点検・車検についてマイカーハンドブック等を活用して学んだ後に、実車を使ってクルマの構造についてリフトも活用して見学を行いました。

 また、点検ハンマの体験においては、ホイールナットの点検を行ったところ、音の変化が児童にも良くわかったようで大変好評でした。

 最後に、クルマにまつわるクイズを行い、職場体験を終了しました。

 代表取締役の小川浩幸様は、「自動車に興味を持って、さらに自動車整備士になりたいと思ってもらえたら嬉しい」との思いで、積極的に職場体験の受け入れを行いました。

 
     
     
 
 9月26日(水)感謝状贈呈式を挙行

 愛知県自動車整備振興会小牧教育センターに於いて、高等学校へ教材提供いただいた企業、団体、学校に感謝状を贈呈いたしました。
 ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

 
     
     
 
 幸田町立幸田中学校/愛知自動車株式会社

 額田郡幸田町の「愛知自動車株式会社」様では、幸田町立幸田中学校の自動車整備に興味のある生徒3名を5月23日~5月25日の3日間にわたり受け入れました。
 職場体験を行う目的として、「仕事と社会との関りを知る」、「働くことの大切さや喜びを知る」、「自身の将来の職業選択について考えるきっかけとする」という点を掲げました。また、学びのポイントとして「明るい挨拶ができたか?」「自動車整備はなぜ社会に必要なのか?」や「面白かったことはなにか?」等、生徒が個々で考え、取り組むことを重点課題としました。
 整備作業では、タイヤの脱着、空気圧調整、交換部品の洗浄、グリスアップ、灯火類の点検、清掃作業等を行い、乗用車から大型トラックの整備ラインまで幅広く体験した他、豊橋検査登録事務所の見学を行い、車検時の書類や検査の流れについても学びました。
 体験を終えた生徒たちは、「プロの行う作業は、安全に走行して欲しいといった思いが込められていると感じた。」「お客様のことを考え、すみずみまで清掃する姿を見て、私もお客様に喜んでもらえるように想って洗車し、きれいに出来たときはとても嬉しかった。」等、お客様に満足してもらえる仕上がりに向けて一つ一つ丁寧に作業することで、整備士として求められる正確さや、作業が上手く仕上がった際の達成感を学ぶことができました。
 職場体験の受入れをご担当されている鈴木良治様は、「わかっていても、いつか社会に出る実感はわかないと思う。実際に現場で働く人を見て、自分で体験して、働くということを考えるきっかけにして欲しい。また、考え続けることで、今回の体験だけでは得られない情報を普段の生活からも得られるようになる、それは社会に出るとき必ず役に立つはず。」と、自動車整備を通じて、社会人に向けての心構えを身に着けられるよう、積極的に職場体験の受入れ、指導をされています。

 
     
     
 
 田原市立赤羽中学校/有限会社中神モータース

 田原市の「有限会社中神モータース」様では、田原市立赤羽中学校の自動車整備に興味のある生徒2名を5月28日~6月1日の5日間にわたり受け入れました。
 職場体験にあたり、生徒たちはまず、お客様の大切なものを扱うので丁寧に作業をすること、危険を伴う作業もあるのでケガには気を付けること等の説明を受け、車への気遣いや安全意識に対する心構えを学びました。
 整備作業では、車検時における入庫から納車まで、一連の作業を確認し、下回り洗浄、タイヤ脱着、ブレーキの点検、清掃作業等の他、テスターラインでの検査や、ヘッドライトの光軸調整も体験しました。
 また、外部診断機を使い、車両データの確認や、故障診断の仕方を学ぶ等、整備士としての高度な技術にも触れることができました。
 その他、豊橋検査登録事務所を見学し、車検時に必要な書類作成や検査の様子について学びました。
 様々な体験をした生徒からは、整備士をやっていて良かったこと、楽しかったこと、辛かったこと等、整備士としての仕事に対して積極的な質問がありました。今回の体験を通じて、自動車整備士への関心が高まったようです。
 代表取締役の中神芳章様は、「修理が完成した時の喜び」や「人と人との関わり」といった整備士としての魅力や、仕事のやりがいを伝え、自動車整備士を志す若者が増えるよう、積極的に職場体験を受け入れています 。