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【シンガポール発のアンティーク風ダイバーズウオッチ】注目の時計ブランド、“ミッチ・メイソン(MITCH MASON)”に注目

MITCH MASON(ミッチ・メイソン)は、2020年にベネディクト・オングによって設立されたシンガポールを拠点とする日本未上陸の独立系マイクロウオッチブランド。

ブランド名は英方言で“不登校(ずる休み)”を意味する”Mitch”と、“熟練した建築家”を意味する”Mason”、2つの単語の意味を組み合わせたもので、“ミッチ・メイソン”は時計業界の慣例を破り、人々のニーズを反映させながらも、永続的な時計製造を行うことをコンセプトにしている。

今回はヴィンテージにインスパイアされながらも、コンテンポラリーなデザインスタイルを再解釈して製作された、ミッチメイソンの代表コレクションを紹介する。

MITCH MASON(ミッチ・メイソン)
クロニクル

2020年下半期にクラウドファウンディングの最大手として知られるキックスターターで先行発売されたデビューモデル。デザインインスピレーションは第二次世界大戦中に使用された軍用のフィールドウオッチで、往年の軍用時計を再解釈することで、モダンな機能性とヴィンテージデザインをミックス。あらゆるシーンに柔軟に対応するツールウオッチとして作られている。ケースは36.5mmの小振りなサイズに仕上げられており、モチーフとなったアンティークウオッチのスタイルを表現。コンパクトな見た目の魅力だが、快適な装着感を備えているのもポイントと言えそうだ。

外装はハイポリッシュ仕上げと手作業によるヘアライン仕上げを組み合わせた仕様となっており、質感の違いによってダイナミックなケースのフォルムを強調。 12時、3時、6時位置のインデックスに細長いカーディナルマーカーを配した文字盤は、ミッチ・メイソンのシグネチャーダイアルとなっており、明確な個性と視認性の高さを両立している。

文字盤には麻ひもの結び目を思わせる独創的なデザインの針と、経年変化で焼けたアンティークの風合いを再現したオールドラジウムスーパールミノバをレイアウト。オールドラジウムカラーの夜光は、日中は温かみのあるヴィンテージ感、夜間は鮮やかな輝きを放つ。

サファイアクリスタル風防、ねじ込み式リューズ、スクリューバックの裏ブタを採用し、200m防水を確保。 機械はミヨタのCal.9039ハイビート自動巻きムーヴメントを搭載している。文字盤は4色から選択が可能で、販売価格はトップグレインレザーベルト仕様が499ドル(約5万8千円)で、スチールブレスレット仕様が543ドル(約6万3千円)。


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